みんなのSDGs目標4「質の高い教育をみんなに」

 
この記事を書いている人 - WRITER -
上の名前がコージ、下の名前がコーダイです。 兵庫県生まれ、福岡市在住。2児の父。 人の意識を変え、国際協力の必要のない持続可能な社会にすることが目標です。
詳しいプロフィールはこちら

どうもコージコーダイ(@kodai_chi_koji)です。

この記事はSDGsの各目標について個人が理解を深め
行動につなげることができるように書いているシリーズです。

SDGsって何?って人はコチラの記事を参照ください。
>>>【子どもにも分かる】SDGs(MDGs)と国連について簡潔にストーリーで解説するよ。

さて、ここでは目標4「質の高い教育をみんなに」について取り上げます。

  • ターゲット(下位目標)を全て挙げ
  • さらに目標について簡単に説明をし
  • 身近な取り組みを紹介しつつ
  • 具体的に個人が何をできるのか(実際に私がしていること)

を知ってもらうことで

SDGsは誰かのための目標ではなく
あなたのための目標だと気づいてもらうことが目的です。

また、実際にSDGs達成に向けた活動や発信をしている人たちを紹介します。

 

目次

スポンサーリンク

目標4「質の高い教育をみんなに」

目標4「質の高い教育をみんなに」には次のようなターゲットが設定されています。

ここでは、丁寧に読み深めるというより
何を目指しているのかを把握するために目を通す程度で大丈夫です。

あまり細かく見すぎると、逆に自分に関係ないのではないか?と思ってしまう可能性があるからです。

 

目標4「質の高い教育をみんなに」のターゲット

 

4.1
2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。

4.2
2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達・ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。

4.3
2030年までに、すべての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。

4.4
2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。

4.5
2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。

4.6
2030年までに、すべての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする。

4.7
2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。

4.a
子ども、障害及びジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、すべての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。

4.b
2020年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、ならびにアフリカ諸国を対象とした、職業訓練、情報通信技術(ICT)、技術・工学・科学プログラムなど、先進国及びその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる。

4.c
2030年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国における教員研修のための国際協力などを通じて、質の高い教員の数を大幅に増加させる。

 

目標4「質の高い教育をみんなに」とは何か?(コージ解説)

 

さて、この目標は何を目指しているのでしょう?

ここでは、コージの目線で解説します。

 

一般的によく知られている各目標は簡略化されたものなんです。

例えば、
今回の目標4「質の高い教育をみんなに」の全文は以下の通りです。

Goal 4
Ensure inclusive and equitable quality education and promote lifelong learning opportunities for all

目標 4
すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する

この目標なんですが、個人的に教育関係の仕事をしているため、非常に思い入れが強いんです。

しかし、日本の場合は公教育が他国に比べると高い水準を保っているため、なかなかパッとしないと思うんですよね。

例えば、識字率なんかが話題になることはほとんどないですし、不登校問題はあれども、学校に行きたくても経済的にいけないということはほとんどありません。

だからこそ見てもらいたいものがあります。ターゲット4.7です。

4.7
2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。

例えば、人権問題、平和教育などに目を向けると戦後日本で盛んに行われてきてはいますが、その方法については多くの課題を抱えています。率直なところ「市民」が育っているとは言えない状況です。

このターゲットが言っていることは「SDGs」のために行動できる人を育てましょうってことです。

ところが日本のSDGsの認知度は20%を切っています。これは他国と比較しても低すぎる数値です。

この目標4についても私たちがすべきことが多くあります。

グッと身近に感じられませんか?
人ごとじゃないですよね?

自分の生活を見つめ直し、行動を変えることが世界の課題を解決することにつながります。

 

目標4「質の高い教育をみんなに」のために、今すぐできる行動があります

 

目標を達成できるかできないか、それはあなたが行動するかしないかにかかっています。

あなたができそうな取り組みを考えるために、まずは目標4「質の高い教育をみんなに」につながる具体的な取り組みを知りイメージを掴みましょう。

身近な取り組み例と、私自身が実践していることを紹介します。

 

身近にある取り組み/目標に関わる活動をしている人や組織

 

多くの団体や組織がある中で迷いましたが、やっぱりここではこの人たちを取り上げさせてください。

「学校の先生たち」です。

今、報道などでも知られるようになってきましたが、学校は様々な課題を抱えています。
業務は多忙を極めていますし、そんなことはお構い無しに連日問題が起きます。
給与についてもめちゃくちゃ高いわけでもなく、とんでもない残業を強いられるのに残業手当はないです。
そして、昔と違って名誉職として大事にしてもらえることも滅多にありません。

それでも学校が崩壊せずになんとか存続しているのは現場の先生たちの踏ん張りがあるからです。

 

私(コージ)が実際に取り組んでいること

 

ここでは、実際にコージがやっていることや、個人レベルでできるであろう行動のヒントを書いています。
ぜひ、参考にしながらあなた自身の行動につなげてください。

  • 自分の学んだことを積極的に発信する
  • 先生たちを対象に月一回以上の無料の勉強会を開催
  • 目標4「質の高い教育をみんなに」につながりそうな情報をキャッチしたら積極的に拡散する
  • 地域の学習支援などの取り組みに積極的に参加
  • 現場の先生たちの悩みを聞く
  • 現場の先生たちの悩みを保護者や地域に伝える
  • 学校建設「のみ」するなど、間違った支援をしている団体などは批判する

今後も、新しい自分の取り組みを増やすたびにこちらに追記していくつもりです。

 

目標4「質の高い教育をみんなに」の達成にコミットするTwitter民たちの宣言

 

Twitterで企画した

  • 自分がコミットするSDGs目標を選ぶ
  • 達成のために自分が実際に変えてみる習慣を宣言

に参加してくれたアカウントと宣言を紹介します。

最後に

 

SDGsを絵に描いた餅にするかどうか、それはこれを読んでいるあなたの行動にかかっています。

これまでにSDGsを意識して生活を変化させていく中で私が気づいたこと。

それは、

  • フツーに生きている。
  • 考えずに与えられた生活をしている。

このことが、世界をダメな方向に動かしている、課題を量産しているという不都合な真実です。

無理に、「特別にいいこと」をしようとしないでください。

続きません。そして、そんなに効果がありません。

それよりも、フツーにしてるけど「よくないこと」を減らしていきませんか?

 

特別な努力が必要じゃない、

当たり前に暮らしていることが世の中を良くしていく。

そんな社会を作るのは、国や組織の力ではなく

実は私たち一人一人の力だと信じています。

 

全ての目標について書いていますので、
ぜひ読んでみてくださいね

目標1「貧困をなくそう」

目標2「飢餓をゼロに」

目標3「すべての人に健康と福祉を」

目標4「質の高い教育をみんなに」

目標5「ジェンダー平等を実現しよう」

目標6「安全な水とトイレを世界中に」

目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」

目標8「働きがいも経済成長も」

目標9「産業と技術革新の基盤を作ろう」

目標10「人や国の不平等をなくそう」

目標11「住み続けられるまちづくりを」

目標12「つくる責任つかう責任」

目標13「気候変動に具体的な対策を」

目標14「海の豊かさを守ろう」

目標15「陸の豊かさも守ろう」

目標16「平和と公正をすべての人に」

目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」

その他、SDGs関係の記事のまとめはコチラ
>>>【まとめ】包括的なSDGs17目標を包括的に徹底解説!

この記事を書いている人 - WRITER -
上の名前がコージ、下の名前がコーダイです。 兵庫県生まれ、福岡市在住。2児の父。 人の意識を変え、国際協力の必要のない持続可能な社会にすることが目標です。
詳しいプロフィールはこちら










Copyright© 糀広大の個人ブログ , 2024 All Rights Reserved.