青年海外協力隊の持ち物で絶対に持っていった方がいいものを経験者が厳選してみた【出発前準備最終チェックリスト】

 
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上の名前がコージ、下の名前がコーダイです。 兵庫県生まれ、福岡市在住。2児の父。 人の意識を変え、国際協力の必要のない持続可能な社会にすることが目標です。
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この記事は私が現地でボランティアしていた時のブログから転載し、時代背景に合わせて書き直したものです。

協力隊の試験をパスしたから、今から任国への移動のための準備をそろそろはじめるぞって人のための用意した方がいいものリスト。任国によって違いはあるとは思いますが、私の経験と、帰国した隊員への聞き取りから分かったことをまとめておきます。

目次

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おすすめリスト

私たちの隊次から支給されなくなりましたが必須です。私はオロナイン軟膏しかもってこなかったので失敗しました。持って行くべき薬の種類などについては訓練所で指示されるので従うといいでしょう。

個人的に一番重宝していたのはビオフェルミンです。これがないともう生活できません。あと、ビタミン剤などのサプリメントをお忘れ無く。国によっては野菜が摂取できない国も少なくありません。(特に大洋州)私は、マルチビタミンを毎日がぶ飲みしながら乗り切りました。

下着

日本のは安いしハイクオリティー。めっちゃでかくてゴムも買った瞬間からびよーんってなってるパンツをいつも店で見ていたら日本のパンツがめっちゃかっこいいものに見えてきます。日本のパンツのかっこよさったらとんでもありませんよ。あまりに興奮しちゃって鼻に押しつけて匂いをかぎたくなるレベル。とりあえず十枚以上は持って行きましょう。洗濯事情も国によって違うと思いますが、日本ほど整っている国はないとおもいますので、生地の痛みもやっぱり早いです。ちなみに私は既に脱がなくてもトイレにいけるんじゃないのってぐらい穴が空いてもそのままはいていました。

私が派遣されていた時はなかったですが、最近だとユニクロのステテコがいいかもですね。一枚で過ごせるし。エアリズムのステテコに一票です。

衣服

上とほぼ同じ理由で重要。ただ、あまり目立った格好は避けましょう。いろんな意味で狙われます。丈夫な素材で地味なもの。ユニクロとかでおとなしめのやつ買ったらええんじゃないでしょうか。おしゃれをしにわざわざ途上国に行くわけじゃないですから、出国時点でもうおしゃれな生活は諦めた方がいいです。海があるエリアなら水着も用意しとこう。下着と同じく多分途中で穴があきます。でも、穴があいても着るのがおすすめ。日本ではできないので、恥ずかしがらずに穴があいたまま過ごしましょう。帰国後にはいい思い出になるはずです。

上に同じ。スニーカーみたいなんと一緒にスリッパ系ももっていっときましょう。クロックスでいいかもね。あと登山用の靴とかあると便利ですよ。

革靴とかは国によっては全く必要ないかもです。特に湿度の高いエリアは要注意。一ヶ月も経たずにカビだらけになりますよ。

雨具

傘よりカッパの方が私はおすすめ。ただ、だんだん雨ぐらい気にならなくなりますので私なんかはずぶ濡れになって機嫌良く歩いていたりします。まぁシャワーみたいなもんですね。その場合は自分の荷物に気をつけて。

雨具ではないですが、私は防水カバン(リュック)を利用していました。防水カバンは必須アイテムです。うーん、結局防水カバンあれば雨具は使わんかもですね。ただ、防水カバンについては下に紹介しているようなガチ防水のやつをオススメします。日本で防水バッグってゆうても、リュックにカバーかけるようなイメージと思いますが、ダイビングの時に使うマリンバッグのようなやつを選んだ方がいいです。でないとバケツをひっくり返したような雨に打たれたら電化製品は全部壊れますよ。

散髪用のはさみ

すきばさみは特にあったら重宝しますね。散髪を隊員同士ですることは少なくないので。電池式のバリカンとかも安いし、ネタにもなるし便利です。

文房具

迷わず持って行きましょう。ペンとかノリとかの消耗品はきりがないから諦めるとしても、ホチキスとかシャーペンとか中身が詰め替えられるものは持って行きましょう。(中身も持って行こう)性能が全く違います。あとファイル類も荷物にスペースがあれば持っていった方が吉。現地調達すると、すぐに壊れます。あと、意外なところでノートは買っていった方がいいです。日本のノートの素晴らしさがわかりますよ。

これは全てにおいてですが、パクられることを想定に入れておきましょう。全部最低でも2〜3セットはあった方がいいんじゃないですか?日本で買えばそんな高くないやろうし、二年後もしなくなってなかったら職場とか現地の友達とかにあげて帰っても喜ばれるでしょう。

カメラ

せっかくの貴重な二年間ですので、写真も撮っときましょう。雨やら砂埃でよく壊れますので持ってくるときは二個は持ってきておきたいところ。まあ予備機としては昔使ってたやつとかを持ってきてたらいいかもしれません。一番オススメのカメラはGoProです。私は、最近やっと買いました。現地ではSonyのアクションカメラの先駆けみたいな奴を使っていました。

特に下に紹介してるモデルは水中も、埃の中でも使えるし、動画も綺麗に撮れますよ。買ってからまだ私自身使い慣れていないのですが、アクションカメラならではのアングルから撮影できて、面白い記録が取れます。

GoPro以外やったとしてもアクションカメラ系を強くオススメします。一眼レフは私も持って行っていましたが、正直なかなか出せる場面がありませんでした。(防犯的な意味で)

パソコン

必須。現地の受け入れ先にもしパソコンがあったとしても、SNSをしたい現地人に支配されているかもしれませんので、自分のやつを持って行きましょう。電気環境が日本ほどよくないことが多いと思われますので、バッテリーは予備を買っていくか容量の大きいものを買うことをオススメします。現地の居住先がホームステイの場合で家にインターネットを引かせてもらおうと思っているなら日本で自分がもう使わなくなったPCとかも合わせて持って行っておくといいと思います。「ちょっと私もつかっていい?」って言われた時に断るのはすごく気をつかいます。ステイ先にPCをあげてしまえば自分のパソコンをシェアする必要もなくなりますからね。

パソコンとかカメラとかは帰国するときにお世話になった人にあげて帰るのもオススメです。

記録メディア

DVD-Rを50枚とかセットになってるやつを日本から持ってきてたらよかったとすごく後悔しています。日本だと過去の遺物なので50枚で下の商品とかやと1000円ぐらいで買えますが、現地やと一枚数百円とかしたりします。日本ではほとんど使わないと思いますが、人にデータをあげる時とかに役に立ちます。

あとは、USBフラッシュメモリは余裕をもって2、3個ぐらい持ってきてたほうがいいんじゃないでしょうか。SDカードとかも稀に腐るので予備はあった方がいいかな。

ハードディスク

記録メディアにいれてまうか迷ったけど別枠にしときます。250〜500GBぐらいのハードディスクなら安くでもう売ってるから2個は持ってきて常にダブルでバックアップはしておきたいところ。私は動画を作りたかったので1テラを2個と500GBを2個持ってきました。

日本やとクラウドが発達してるから絶滅危惧種のハードディスクですが、通信事情がまだまだ安定していない国も多いと思うので、持っていきましょう。

Wi-Fi受信でき、なおかつメール管理をできる端末

iPadとかiPhoneとかiPod touchとか。あるいはアンドロイド端末とかでもいけるでしょう。最近はほとんどの端末がSIMロックされていないと思うので、もしかすると国によっては現地でSIMを挿せばそのまま使えるかもですね。いずれにせよ、有料で従量制のWi-Fiや、ホテルやレストランには無料のWi-Fiが飛んでいたりするので、これらの端末があればメール管理がものすごく楽になります。家にネットを引く場合も、無線ルーターを買うだけで、これらが使えるようになってすごく便利になります。

LineやSkype等の通話系アプリをダウンロードすれば、そのまま電話として使えるようになり国外への通話料も大幅に抑えられます。

また、辞書系のアプリも日本にいる間に一つダウンロードしておくことをおすすめします。通信環境によっては任国では重すぎてダウンロードできないかもしれません。あと読書系アプリ(青空文庫を読み込めるやつ)を入れとけば二年間では読み切れない量の文庫本データを任国に持って行けます。

懐中電灯

これはほんまにほんまに必須。なかったら夜はトイレもいけません。GENTOSみたいな、ちょっとパワフルなやつを買うのをおすすめします。最近は防災グッズとして充電式のやつとかも多いからそこらへんもいいかもですね。

ちなみに私はダイビング用のやつを使っていたのでめっちゃ明るいです。この前なんて間違って洗濯機にかけてしまったんですが、問題なく今でも使えています。さすがダイビング仕様!
そんなに高くないから、ダイビング用ライト、オススメです。

予備電源

充電式の乾電池は本当に重宝します。単三と単四と10本以上づつ持ってきましたが常にフル稼働しています。あと、上のiPadやiPhoneに合わせてモバイルバッテリーを買っておくことを強くオススメしますね。

容量が大きくて二口USBがついているものがいいです。私はAnkerの大容量タイプを使っていました。当時に比べるとサイズは小さく容量は大きく、値段は安くなっているので買いやすいですよ。

密封できる袋(ジップロックの類)と乾燥剤

(湿度の高い国用)湿度が日本と違いますので、いろんなものに支障があります。電化製品を閉じ込めるのに使ったり、革製品を閉じ込めるのに使ったりします。革製品に至っては使わずに三日も放置してたらカビが生えました。ジップロックなどは結構売ってるとおもうんですが、すぐに破れるので日本から持って行った方が得策だと思います。イケアとかで大量に入っているやつがあるのでオススメです。

乾燥剤に関しては現地で買うお菓子などの中に入ってるヤツを溜めておけば使い回しできます。私の場合はダイビングをするので、カメラのハウジングの中に乾燥剤を必ずいれないといけないんですが、いつもお菓子の中に入ってる乾燥剤を使い回しています。お菓子の乾燥剤の再利用は結構便利な豆知識です。

蚊取り線香(電池式)

停電の時も電池式なら問題なし。薬局でもなかなかこれは売っていないので探すのはちょっと苦労するかもしれません。ネットで買った方が楽です。

もしかしたら、アウトドアショップとかなら売ってるかな?ちなみに私が買ったシリーズはコレです。150日持つので、これを5個買えば二年間買い足し不要です。

時々無性に使いたくなります。もうスプーンとフォークは嫌!手で食べるのも嫌!!ってなった時のためにかさばらないしスーツケースの隅っこに忍ばせておきましょう。

趣味の何か

例えば楽器。音楽は世界共通言語です。これを機に昔あきらめた楽器でももっていくと帰ってきたら達人になって帰ってくるかもしれません。釣りが好きなら釣り具をもっていけばいいし、サッカーが好きならサッカーボールを持って行きましょう。持てあました時間を有効に使う意味でも、ストレスマネージメントとしても大切ですね。

思い出の品

せつなくなったときの偶像崇拝です。

メガネ

一番大事です。メガネ屋があるかどうか分からないし技術力も分からないので日本で何本か作っていきましょう。私はちなみに10本もってきました。日差しが強いのでサングラスも持って行きましょう。

まとめ

まあ、色々書きましたが何ももっていかずにガンジーのような生活をするのもまた一興。

ただ、リチウム電池は空便では送れないので最初から持って行くことを強くオススメします。船便やと数ヶ月は覚悟しなあかんので、後悔先に立たず。

ちなみに該当するのは結構多くて、パソコン、充電池、モバイルバッテリー、iPad、iPod touch、カメラ、携帯ゲーム機…とかです。ここらへんのアイテムはほんまに全部空便が利用できませんので。念入りに事前に検討した方がいいです。

 

その他、青年海外協力隊に関する情報はコチラにまとめています。

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