【評価】プロなら期待を裏切れ!誰にもできないことをやれ!
どうもコージコーダイ(@kodai_chi_koji)です。
評価って難しいですよね。誰かを評価するのも、自分を評価するのもね。
講演業をしていると終了後に必ず依頼主と話をします。
そしたら、いろんな評価をされるんですが、その中でも一番の褒め言葉って何か知ってますか?
目次
最高の褒め言葉
「よかったです!」
そんなんじゃないですよ。
ちょっと考えてみてください。
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チーン。
「面白かった」「期待通りだった」「またお声かけしたい」「ためになった」「これまでで一番良かった」
全部70点です。
やっぱり、プロであるからには一番引き出したい言葉は、
「期待していたのと全然違っていました」
これやと思うんですよ。
これまでに多分5回ぐらいかな。
終了後、面と向かってコレを直接言われたことがあるのは。言われていなくてもこちらとしてはそうなるように意識して内容を作り込んでいます。
だいたい、このコメントがもらえるときは、若干相手は興奮気味で言ってくれます。
「言葉としては失礼かもしれませんが、なんと言っていいのかわからないんですが、期待していたのと違ってました。ありがとうございます」
講師を呼ぶような場面ではもちろんですが用意している言葉があるんですよ。
というか普通なら当たり障りのない70点のコメントがもらえるんです。
でも、用意していたものじゃ足りないなっていうときにだいたいもらえるコメントが「思ってたんと違ったーーーーー!」ってやつです。
わざわざ(外に)依頼する理由
なんで、自分に依頼をしてくれているんだろう。自分は何を提供しなければいけないんだろう。
このことについて考えるというのは、ほんまに大事な視点やと思うんですね。
端的にいうと、相手は「自分にできひんこと」を求めて、依頼しているわけです。
つまり、唯一性とか独自性、あるいは専門性ってやつです。
でもね、とは言いながら、そんなに期待してないんです。
なんなら、「自分だってある程度できるよ!」みたいな態度がプンプンの依頼主だっています。
だから、持ってきたコンテンツがほんまに「うわ、これは自分にできひんわ」ってなったら興奮するわけですよ。ええもんみたどーってなるわけです。
外食産業で考えると分かりやすい
自分で言うとアホみたいですけど、私はなかなかの食通やと思います。
外食もかなり好きで、店選びにも結構なこだわりがあります。
新しいとこ見つけたらだいたい近日中に入ってみるし、気に入った店にはアホみたいに何回も行くタイプです。
じゃあ、何を評価してお気に入りの店を決めてるの? って言うと、コスパもあるし、雰囲気とか、立地とかね。色々ありますよ。
でも、やっぱりこれじゃないですか?
- この店でしか食べれない味
- 自分で再現できない味
この二つがあるかないかです。
想像してください、例えばですよメニューに「チャーハン」って書いてあるんですよ。
頭の中で、チャーハンをイメージするでしょ?
食いたいな! よし注文しよう、と。
ほんで、注文したチャーハンがテーブルに置かれます。
この時点でそんなに期待してないと思うんですよね。
でも、まあさすが店のチャーハン、パラッパラやなーぐらいのもんですよ。
それが、レンゲに入れてよ。口に運んだら。
うまっ!なんやこれ!!!
あかん、チャーハンやのにこんな美味いの食うたことないぞ。これは家でも作りたくても作れへんわ。
ってなったらどうですか?リピート確定でしょ?
どんな分野でも必要な視点
もちろん、ニーズは満たさないといけませんよ。
チャーハンを注文したのにラーメンを出すようなことはできません。
ニーズの中で、あるいは注文された範囲をはみ出さずに「期待を裏切る」こと。
これって、特殊な業界や分野だけじゃなくても大事な視点ですよね。
あなたの仕事は誰かの期待をしっかりと裏切っていますか?
研修の講師を引き受けるとき、私はゼロから依頼主のニーズを汲み取って作ってます。
>>>誰でも講師になれる!研修ができるまでの裏側を大公開