研修講師をするならペルソナを先に決めてはいけない。

 
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上の名前がコージ、下の名前がコーダイです。 兵庫県生まれ、福岡市在住。2児の父。 人の意識を変え、国際協力の必要のない持続可能な社会にすることが目標です。
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どうもコージコーダイ(@kodai_chi_koji)です。

今日の記事は「自分の金儲けのこと意外には興味はないんです」って人には必要のない内容です。
「金は欲しい、でも社会課題を解決したい、それこそが研修講師の使命だ」そう思う人だけ読んで下さい。

「ペルソナ(分からない人は後で説明します)を先に立ててしまうと、残念な研修講師になってしまうので気をつけてください」って話です。

 

目次

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ペルソナって何?

 

もし、ペルソナという言葉が分からない人はここから読んで下さい。

簡単に説明をすると、「あなたに研修を依頼してくれる人はどんな人か」ってことです。
商品を開発するにあたって、想定する顧客像を予め考えてからサービスを作ることを「ペルソナを立てる」のような表現をします。

何か商品を買ってもらうためには、このペルソナについて考えることはめちゃくちゃ大事なんです。

研修だって商品じゃないか、ペルソナをしっかりと考えないと依頼してもらえないだろ!
そう思うかもしれません。

 

ペルソナを先に立ててしまうと起きてしまう悲劇

 

ちょっと想像してみてください。

研修講師がこんなことを考えているところを、

「自分の想定するペルソナはきっとこういう話を必要としているはずだから、こんな話の展開にしよう」

どうですか?
いかにも薄っぺらいですよね。

研修講師の仕事は参加者の未来にポジティブな変化を与えることです。

変化を生むためには心を動かさなければいけません。(感動話をするという意味ではない)
上のような小手先のストーリーであなたが参加者だったら心を動かされると思いますか?

少なくとも、私は動かされません。

 

それでもペルソナは大事

 

順番が違うんです。

あなたが誰か、何を話せて、何を課題と考えていて、これまでに何をやってきて、そして今は何をやっているのか?

自分が解決したい課題はこれだ!!
そして、その解決のために必要な何か(これが研修内容)を自分は持っているゾ!

そういうアツいものがあって、その次にペルソナについての話がでてくるんです。

自分の伝えたいことを待ち望んでいるっている人がペルソナなんです。

 

まとめ

 

研修業、講演業を始めようと思ったらまずはじめにすることは「自分と向き合うこと」です。
とにかく、徹底的に自分のこれまでの歴史を整理することです。

研修で一番人気のあるコンテンツは「体験談」、一番嫌われるコンテンツは「武勇伝」、次に嫌われるのは「愚痴・不満」です。

「武勇伝」も「愚痴・不満」も大枠では「体験談」なんです。

その違いは何か?
それは、講師が過去と向き合って整理ができているかどうかです。

自分と向き合い、その上で自分を必要としている人(ペルソナ)について考えましょう。

しっかりと向き合うことさえできれば、おもしろくない人生を歩んでいる人なんていません。
どんな忌まわしい過去も、どんな輝かしい過去も、全てが研修の世界では魅力的なコンテンツになります。

自分と向き合おうと思ったらコチラの記事をどうぞ。
>>>【自己分析】講演業をはじめるための正しい自分との向き合い方。

しかるべき努力は必要ですが、研修講師は誰にでもできます。
押さえるべきポイントをしっかり押さえて参加者を失望させる「残念な講師」にならないようにしましょうね!

その他、各種研修・講演関係の記事をまとめましたのでどうぞ。
>>>【まとめ】講演・研修関係(実践者用/依頼者用)の記事【随時更新】

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