【4つの要素】関心を喚起する話とは?作る上での注意点、考え方。
どうもコージコーダイ(@kodai_chi_koji)です。
社会課題解決型講演を構成する4つの要素
- 最低限の知識を補完する話
- 関心を喚起する話
- 自分事にするための話
- 具体的な行動につながる話
の中からこの記事では「関心を喚起する話」を取り上げて詳細と具体的にどんな話をどのようにして作ればいいのかまとめます。
>>>社会課題解決型講演を構成する4つの要素
目次
関心を喚起する話ってなに?
「全く興味を持っていない層に興味をもってもらうための話」のことです。
興味が持てないとそもそも話自体が入ってきませんし、行動につながることもありません。
ポイントは説教をしないこと
もう一度いいます、興味をもってもらうのが目的です。
ついつい結果を焦って説き伏せようとする人がいますが逆効果なので絶対にやめましょう。
関心は押し付けられて生まれるものじゃないです、押し付けられれば押し付けられるほど興味のない人は殻にこもります。
北風と太陽の童話でいうところの、太陽のイメージを持ってください。
知的好奇心に訴えかける「おもしろい」だけでなく、
単純にエンターテイメントとしての「楽しい」も意識することが大切です。
そう考えると前日の小泉進次郎氏が気候行動サミットで話した「楽しく、セクシーでないといけない」というのはあながち間違いではないと言えるかもしれません。
難しいことであればあるほど、「おもしろみ」や「楽しみ」はどこにあるのかという視点はとても重要です。
おもしろさはどこにあるのか?
あまりにも有名な次の詩を読んでください。
おもしろきことなき世を面白く
すみなしものは心なりけり
上の句を高杉晋作が、下の句をその知人が詠んだとされているものです。
超訳しますね。
「どんなに面白くなさそうなものも、心の持ちようで面白くなる」
ってことです。
ちょっと次の質問について考えてみてください。
あなたはどうしてその活動をしているんですか?
義務感だけはないはずです。
それを続けられる「おもしろさ」をきっと知っているはずですよね?
そうです、興味をもたせるための話は「あなたの中」にあります。
「めっちゃおもしろくない?!」
って心からあなたが叫べるのであればそれが聞き手を惹きつけます。
そして、自分がなんでそこまで興味を持てるようになったのか、活動を続けられる原動力は何か?
などについての「体験談」を交えて伝えましょう。
もちろん、関心をもたせる話の作り方は他にもいろいろありますが、まずは自分の中にあるエピソードを整理することからやってみてください。
それができるようになると、他の話についても展開できるようになります。
他の展開についてもまた後日記事にまとめるかもしれません。
まとめ
聞き手の関心は押し付けることでは喚起することはできません。
押してだめなら引いてみな、ではなくそもそも「押さない」を心がけましょう。
おもしろさはどこにあるかというと、多くの場合あなたの中にあります。
じぶんが伝えたいことのどういう部分にワクワクしているのか、おもしろみを感じているのかについて整理して、その気持ちをぶつけてみましょう。
「関心を喚起する話」については日頃どれだけ自分と向き合っているかが問われます。
しっかりと向き合い、準備をして聞き手の興味関心を上手に引き出しましょうね。
他の3つの要素についての記事はこちらからどうぞ。
>>>【4つの要素】最低限の知識を補完する話とは?作る上での注意点、考え方。
>>>【4つの要素】自分事にするための話とは?作る上での注意点、考え方。
>>>【4つの要素】具体的な行動につながる話とは?作る上での注意点、考え方。
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