すごい人の前で講演をしないといけなくなったらどうしたらいいの?【よくある質問】
どうもコージコーダイ(@kodai_chi_koji)です。
ここ最近、自分が研修講師をするだけでなく、研修や講演をする人を育てるための研修をさせていただく機会が増えてきました。
研修の中で何度も聞かれるような質問については今後はアーカイブ的に記事にしていきます。
ということで、今回はほんまによく聞かれるんですが、「めちゃくちゃ偉い人の前とかで話をしないといけなくなったりしたらどうしてるんですか?(どうしたらいいんですか?)」という質問に答えたいと思います。
結論から言いますが、何の問題もありません。
普通に依頼を受けて話をするといいですよ。
その理由と具体的な対策案について続きを読んでください。
目次
偉い人の前での講演ってなに?
ちょっと質問の意味がわかりにくいと思うので補足しておきます。
研修や講演を引き受けてたら、いつか必ず訪れます。
例えば、
- 大学教授
- 医者
- 経営者
- 政治家
- 議員
みたいな人たちを相手に話をするようなことです。
質問はそういった場合にどうやって対処したらいいんですか?というものです。
ちなみに、上でピックアップした職種に深い意味はなくて、なんとなく社会的ステータスが高そうなイメージのあるものを選びました。
たしかに、なかなか日常的に接点がない職業の人達かもしれません。
そもそも、一対一ならまだしも、特定の職種の人がずらっと並んでいる会場からプレッシャーを感じるっていうのもありますよね。
依頼の場合は基本的に大丈夫。
講演にはその仕事がどのように発生するかに着目すればふたつのパターンに分けられます。
ひとつ目は依頼されてする場合で、ふたつ目は営業をかけたり、あるいは自分自身が主催して開催するようなものです。
依頼されてする場合は特に問題はありません。
というのも、主催者側があなたを選んで声をかけてくれているわけです。
少なくともあなたに価値を見出してくれているから声をかけてもらえているので胸を張ってください。
大丈夫です。
恋愛なんかも同じです。
君のことが好きだ!!
って言われたら「ありがとう!」って言えばいいんですよ。
「私なんて・・・」みたいなんは不要です。
その上で、「お付き合いをする(引き受ける)」か、「お付き合いをしない(断る)」かはあなた次第です。
もしその仕事内容が自分がやりたくないなーって思うものでなければ、多少自信がないとしても、いい経験になるので「お付き合いをする(引き受ける)」ことを選択するのを強くオススメしますよ。
なにを求められているか整理すると気持ちが楽になります
ただ、そんな精神論じゃないから。
マジで無理だから・・・みたいに震えている人のためにもう少しだけ勇気のでる話をします。
相手があなたになにを求めているかを明確にしましょう。
そしたら、自分がなぜ必要とされているかが分かるので無駄な不安感を払拭できるはずです。
ちなみに、これについてもおそらく大体の場合が2つのパターンに分かれるので紹介しておきますね。
相手が専門性の高い集団の場合
相手が専門性の高い集団で、かつ、その専門分野についての集まりにあなたが呼ばれた時は、おそらく「体験」についての話を求められています。
例えば、医者が多く集まる、医療系のシンポジウムがあったとします。
まさに、専門家が集う、専門分野の集まりですよね。
もしあなたがそこまで医療について詳しくなかったり、経験が浅かったり、立場が弱かったりすると依頼がきたらめちゃくちゃ恐縮してしまうと思います。
でも、大丈夫です。
このようなケースの場合はほとんどがあなたの専門性に期待されて依頼をされているわけではありません。
あなたがもっている体験について話してほしいんです。
もしかしたら、患者としての実体験なのかもしれませんし、
海外で災害医療チームに同行した時の体験などかもしれません。
とにかく、あなたの何らかの体験について相手は聴けることを期待しているんです。
だから、無理に背伸びして専門的な話をしようとしない方がいいです。
等身大の自分自身の体験をそのまま伝えることが相手が望んでいることです。
相手の専門性にばらつきがある場合
経営者の集まりとか議員の集まりなんかで呼ばれる時は相手の専門性にばらつきがあります。
このような場合はあなたに求められているのは「専門性」についてであることが多いです。
いやいや、私に専門性なんて・・・って思うならちょっとまってくださいね。
専門性というのは別に医学の知識があるとか、教育の知識があるとか、あるいは経営の知識があるとかみたいな話だけじゃないんです。
特に研修や講演の中で求められる専門性というのはあなたがこれまで生きてきた中で積み上げてきたものです。
そういう意味では上の「体験」と大きく違わないかもしれません。
こんな話が役に立つの?
みたいな話が役に立つんです。
こんな話が面白いの?
みたいな話が面白いんです。
呼ばれたってことはそういう事です。
あなたの中に話して欲しい話題(専門性)をみつけたから声をかけてもらっているので安心して引き受けてしまってください。
主催の場合も大丈夫です
主催の場合も大丈夫です。
主催ということは募集型ってことですよね?
そしたら、もしよかったらご参加どうぞっていう枠に参加者が自分から申し込んできているのであなたがなにも責任を感じる必要はありません。
ただ、気をつけないといけないのは参加者募集の時にあなたが自分の経歴やプロフィールを無理に盛らないことです。
特に過去の経歴や実績などについてウソがあった場合は大きく信頼を損ねるだけでなく、マイナスの口コミを広げてしまうきっかけになってしまうかもしれません。
また、どうしても不安なら【返金保証】をつけておけばいいですよ。
万が一、満足いかれなかった場合はその理由をしっかり説明いただくことを条件に全額返金させていただきます。
みたいな、文言をつけておけばいいです。
まとめ
書きながら気づいたんですが、ポイントはウソをつかないことですね。
研修や講演の中でもそうですが、日頃の発信や参加者募集チラシなども含めてウソをつかずにやっていればこの問題については全てクリアです。
日頃の自分自身の発信、また研修や講演内容について定期的に見直しをしましょう。
そして、依頼がきたら胸をはって引き受けられる状態にいつでもしておきましょうね。
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