青年海外協力隊は行き先(国名)で選ばない方がいい3つの理由

 
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上の名前がコージ、下の名前がコーダイです。 兵庫県生まれ、福岡市在住。2児の父。 人の意識を変え、国際協力の必要のない持続可能な社会にすることが目標です。
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どうも青年海外協力隊でミクロネシア連邦チューク州に小学校教諭として派遣されていましたコージコーダイ(@kodai_chi_koji)です。

募集説明会時期ですので、参加に悩まれている方、要請の選び方で困っている方がいらっしゃるかと思い、役に立ちそうな記事を連投しております。

今回は要請の選び方について、「行き先で選ばない方がいいよ」という話です。

たまに耳にします。「私はタイに行きたいんです!」とか「カンボジアに行きたいんです!」みたいなご意見。でも、ほとんどの人の場合、行き先で選ばない方がいいです。

理由は3つ

目次

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その1「あなたがその国に行く必然性がない」

なんでその国に行きたいんですか?

もし、なんとなくのイメージなら意味がないです。行けばイメージが変わりますから。これは論外。

ちなみに、「◯◯に行きたいんです」という相談を受ける場合、だいたいアジア圏、特に南アジアや東南アジアが多いです。

理由を聞くと、「スタディーツアーで行ったことがあるから…云々」、「旅行で行ったことがあって困っている子どもを見たから…云々」なるほど。確かにスタディーツアーなどの本数が多いですもんね。

この理由、一見もっともらしいですが、そうでしょうか?

旅行やスタディーツアーで行ったことがある程度では残念ながらその国のことはまだまだ見えていないと思います。

旅行が動物園だとしたら、スタディーツアーはサファリパークです。自然の動物と直で触れ合っている気分にはなれますが、本当は違います。車に乗ったら降りるまで、ルートもある程度決まっているし、結局格子越しの世界です。しかし、生活をするとなると違います。サファリバスを降りて、その場所に降り立ち生活をするのが青年海外協力隊です。(途上国の人が動物であるなどという悪意を込めた比喩ではないです。あくまで距離感についての比喩ですので、悪しからず)

だから、正直なところ、その国に行ったことがあるかどうかは、あまり意味がありません。そして、何よりもどっかの国にスタディーツアーで行ったことがあって、その国が好きになったのなら他の国だって同じように好きになれますよ。旅行先に困った子どもがいたからその国に行きたいんだったら、他の国だって同じように困った子どもがいますよ。だから、国で選ぶ必然性がないんです。

どうしても行きたかったら「旅行」で行ってください。

その2「嘘をつくことになる」

国で選ぶということは、嘘をつくことになります。

青年海外協力隊の要請はだいたいですけれどODA対象国全体で1000件ぐらいあります。しかし、国を絞ると途端に減ります。ひどい場合は一桁で、多いところでも50件ぐらいです。

1000件の中で仕事を選べばぴったりな要請を見つけられる人も、行き先で先に絞ってしまうと、自分の得意分野ではないところや、経験のない分野で応募をすることになります。

現地に行くにあたって最重要視すべきことは専門性です。(関連記事を参照)

その3「落ちる」

行き先で選ぶと落ちます。理由は簡単です。事業の趣旨を理解できていないからです。

あなたが選考側にいたとしたら、趣旨を理解していない人を採用しないですよね。

私ならしません。だから、行き先で選ぶのはやめましょう。

例外「行き先が専門性の場合」

しかし、唯一の例外もあります。

それは、その人の専門性が「国」の場合です。ただ、卒業論文で書きました程度では専門性とは言わないことの方が多いです。

継続してどこかの国について深く関わってきていますという場合や、企業としてその国に進出を考えている場合に人材育成を兼ねて社員を派遣する場合など(これについては民間連携ボランティア制度というものを使います)はこの限りではありません。

むしろ、「行き先」から選んでもらうのが正解だと思います。

 

その他、青年海外協力隊に関する情報はコチラにまとめています。

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