「疑問文は使わない」のが青年海外協力隊活動のコツ?!

 
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上の名前がコージ、下の名前がコーダイです。 兵庫県生まれ、福岡市在住。2児の父。 人の意識を変え、国際協力の必要のない持続可能な社会にすることが目標です。
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今回は、青年海外協力隊を通じて身につけた仕事術について。

これから派遣されるよっていう人も、あるいは派遣中の人も、なんなら協力隊とか関係なく普通の仕事にも生かせる技なのでぜひ今日から実践してみてくださいね。

目次

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[What shoud I do?][What do you want me to do?]

多分ですね、ほとんどの人がこのフレーズを多用しまくります。そして、失敗しまくります。誰もが通る道で、中にはこれを繰り返して何もできずに2年間を終える人も多いです。

まあ、「何もできなかった」という貴重な経験をできるのでいいのかもしれませんがもったいないですよね。

さて、このフレーズの背景から考えてみましょう。

「何したらいいの?」「何して欲しいの?」

つまり、自分が何をすればいいのかが分かっていないのです。あるいは、相手が自分に何かをしてもらいたがっていると思っています。

いいですか、ほとんどの場合、あなたにして欲しいことなんてありません。厳しいことを言いますが、別にあなたに期待していないのです。そもそも、あなたが何をできるかを知らないしね。相手は。

なんなら、この発言をする時点で、「あなたも」あなたが何をできるか何をすべきか知らない様子が伝わってきます。

そんな人にものを頼みますか?私なら頼みません。

多分ですね、こんな返事が来ますよ。

[It’s up to you!](きみ次第だ)

[May I ~ ?][Can I ~ ?]

上述の質問が意味をなさないことに気づいた人が進む道、次の段階がコチラです。

多くの隊員をみてきましたが、これで終わる人がほとんどです。

これについても、発言の背景について考えてみましょう。

「これしようか?」「あれしていい?」

やっとなんとなく自分なりに課題を見つけて、それに向けて動き出したんだなというのが伝わってきますね。しかし、多分ですけれど返事はこんなんがきますよ。

[Do it!][Sounds great!](やってみろよ)(ええやん)

やってみろよっていうのはもちろん、(お前が)やってみろよ、ですよ。

なんでこうなるかを考察します。

それは、課題意識を持っているのはあなただけだからです。そして、場合によっては(というか多くの場合は)ニーズに沿っていないからです。

そりゃね、よく考えたらそうだよね。自分がしたいんだもん。だから、悪意はなく「へえ、頑張ってね〜」って言われます。主体はあなただけです。

[I’m going to do ~ with you][We will do ~]

これです!目指すべきスタイルはここだと私は思っています。

ここまでなるとかなりのことができるようになります。

ただ、この言葉は単独で使うんじゃないですよ。

「お前と今度〜をするつもりやから」「今度は一緒にこれするで」

この言葉を使うためには持っていき方があります。

現地で生活をしていると、職場の同僚からボヤキがでて来ます。

「〜やったらええのにな」「これが難しいねん」

それが聞こえてきた時に、上の言葉を言うんです。

〜の部分にぼやいていた課題の解決策を入れてからね。

そしたら、同僚はパッと明るい顔になってこう言うはずです。

[That’s what we want!](それそれ、それしたかってん)

モチベーションはない場所に作るもんじゃないです。

もともとそれぞれが持っているモチベーションを使った方が絶対に仕事はうまく進みます。

どうですか?あなたの仕事にも生かせそうですか?

 

その他、青年海外協力隊に関する情報はコチラにまとめています。

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