【具体例あり】ミッションを立てて、自分のやるべきことを明確にしよう。
どうもコージコーダイ(@kodai_chi_koji)です。
ここまででビジョンやミッションが以下に大切か、
>>>ビジョンとミッションがないなら研修とか講演は引き受けない方がいい。
そして、ビジョンの意味と立て方について説明をしてきました。
>>>【具体例あり】ビジョンを立てて、自分や周囲を鼓舞しよう。
それを受けて、
ここではミッションとは何かを具体例も挙げつつ、もう少していねいに説明をして、立て方まで解説します。
ぜひ、参考にしてあなたのミッションを立ててみてください。
ミッションとは何か?企業理念、経営理念とかと違うの?ビジョンとの関係性は?
改めて、ミッションとは何でしょう?
ビジョンの時にも話題にしましたが、「企業理念」「経営理念」なんかと混同されがちですよね。
ミッションとそれらは同じこともありますが、違うこともあるというのが答えです。
ビジョンにしてもミッションにしてもはっきりと定義されずに使われていることが多く、非常にまぎらわしいことになっています。
だから、この機会にミッションについて新たに立て直してみましょう。
そして、今後は胸を張って自分のミッションはコレですと言えるようになりましょう。
ミッションの辞書的な意味は次のようになります。
任務や使命
そのまんまですね。
ビジョンとの関係性で考えるとミッションは分かりやすいです。
ビジョンは「将来のあるべき姿を描いたもの」でした。
それに対して、ミッションは「ビジョンを実現するために自分は何をするのか」を表現したものです。
※ミッションか、ビジョンのどちらが先かによって変わりますが、それについては別で記事を書きます。
少し恥ずかしいんですが、ここでは私のビジョンとミッションを例に説明をします。
ビジョン
市民一人一人の手で作られる持続可能な社会
ミッション
誰かじゃなく、「あなた」がこの世界の主人公であることを伝え続けます
ビジョンから膨らませた私がイメージしている将来あるべき世界像はこんな感じです。
「国や組織などに管理されるのではなく、一人一人の市民が課題を進んで解消することで、自浄的にあらゆる社会課題が解決され、社会が持続可能な状態に保たれている」
そして、この世界を実現するために自分が何をできるのかを整理すると次のようになります。
「(社会教育や、日常的な人々との関わりの中で)例えば、社会課題に関しても、他人事ではなく、自分事で、誰かがではなく、あなた(自分自身)がこの世界の主人公であり、無力な存在ではないことを伝え続けるのが私の使命である」
どうですか?
「ミッションによって主人公として目覚めた一人一人の市民」が「ビジョンの中で語られている市民として社会課題を主体的に解決する」のがイメージできましたか?
このように、ビジョンを実現するために自分は何をするのかがミッションなんです。
ミッションの立て方は簡単
基本的にはビジョンの時と同じです。
あなたにストレートな意見をぶつけてることができる人、その労力を惜しまない人をまずはみつけましょう。
その人に対して、ビジョンの説明をしたあと、「ビジョンを実現するために自分はこんなことをするんだ」ということを熱っぽく語ってください。
その後、改善案のアドバイスをもらいましょう。
アドバイスをもらうときの基準は次のようなものです。
- ビジョンとミッションのつながりがみえるか
- ミッションは分かりやすく、あなたが何をする人であるかがすぐに伝わるか
「つながり」については説明の必要もないと思いますが、「分かりやすさ」が重要な理由はわかりますか?
ミッションは自分自身が様々な活動をするときに何をすればいいか迷子にならないために必要なだけでなく、対外的にあなたが何をする人であるかを伝える機能も同時に持つからです。
だからこそ、一人で作業をするよりも複数の人間に関わってもらって客観的な意見をもらいながら作ることが大切です。
もし、仲間がいないという場合はコーシの学校をご活用ください。
厳しくも優しいフィードバックの機会を定期的に提供しています。
どうしても一人でやりたいという場合は、あまりオススメしませんが、自分の声をボイスレコーダーで記録することや、ノートなどに自分の思いを書き留めることで客観的に自分を振り返る方法もありますのでお試しください。
自分のミッションをしっかりと持ち、参加者を失望させる「残念な講師」にならないようにしましょうね!
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