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それでも、学校にエアコンはいらない。

 
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上の名前がコージ、下の名前がコーダイです。 兵庫県生まれ、福岡市在住。 最近、長男が生まれてパパになりました。 暇を見つけては講演、研修の講師をしています。 人の意識を変え、国際協力の必要のない持続可能な社会にすることが目標です。
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どうも立場上、学校への出入りが何かと多いコージコーダイ(@kodai_chi_koji)です。

 

非常に様々な議論がされている、「学校のエアコン」問題ですが、
違和感をずっと感じているので今回は非難を恐れずに考えを書きたいと思います。

タイトルにもありますが、結論から言うと、

 

学校にはエアコンはいらない

 

こう考えています。

 

「そしたらお前もエアコンを使うんじゃないぞ」

「実際、子どもが死んでいるじゃないか」

 

そんな意見が聞こえてきそうですね。
分かりました、それも含めて書かせてください。

 

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エアコン不設置がどうして問題になっているのか

 

そもそも、どうして今議論になっているのでしょうか?

実は、かねてよりこの議論はされていましたが、特に激しくなったきっかけは2018年7月17日に小学1年生が熱中症で亡くなったことです。

 

痛ましい話です。

また、今回の事件だけではなく、各地で「熱中症や熱射病で倒れた」という事例は数えきれないぐらいあります。
対策をすべきですし、繰り返さないために最大限の努力をするべきです。

 

ただ、少しだけ冷静になってください。
エアコンが設置していなかったから亡くなったんじゃないんです。

熱中症で亡くなったんです。 エアコンの不設置は数ある理由の中の一つです。

 

学校で何かが起きた時、必ず今回のような話の流れになります。

 

地震で塀が崩れて下敷きになった児童がいたと言う話があれば、全国の自治体が塀の確認を行い、
いじめによる自殺があったら、教育委員会からいじめについてのアンケートが全国で実施されます。

 

塀が崩れたから死んだんじゃないんです、
地震があったから死んだんです。

 

いじめがあったから死んだんじゃないんです、
いじめを「解決できなかった」から死んだんです。

 

もういいんじゃないですか?

 

犯人探しをして、それっぽい理由を見つけて、解決したふりを繰り返して。

だから、いつまでも死ななくていい人が死ぬんです。

 

どうして、今議論がされているのか。

私はこう考えています。

 

大人たちは、さっさと犯人(答え)を見つけて、スッキリして今回の事件を忘れたいのです。

だから、議論と言う名の責任のなすりつけ合いをしているんです。

 

今回の問題、どう考えてもエアコン設置の話じゃないでしょ。
だって、エアコン設置してる学校でも子どもはバッタバッタ倒れてるじゃないですか。

 

だから、あえて言わせてください。

学校にエアコンを設置する必要はありません

 

エアコンなんてなくてもどうもない

 

アレでしょ。

やたらと飛び交ってるあのご意見。

 

じゃあ、大人の会議室はどうなるんや!執務室は?!
職場にエアコンの設置をするかしないかなんて議論をしてないくせに!
そんな暴論を吐くならお前がまず実践してみろよ!

 

分かります、その気持ち。

だって暑いもんね。

 

ところで、

なんでこんなに暑いか知ってますか?

ちょっと考えてみてください。

はい。

地球温暖化?

それもあるけど、

もっと根本的なのがあるでしょ?

 

そうです、夏だからです!

“コーダイ”

 

夏は暑い、冬は寒い

これは当たり前のことなんですよ。

 

でも、そんな当たり前のことも甘受できないようになっているのが今の私たちなんです。

 

お前は使ってないんかよ!!

 

って突っ込まれそうなので、言っておきます。

使っていません
少なくともパーソナルな場所ではね

 

私が使わないことと、それを家族に強要することは別の話ですし、
職場の同僚に強要することも別の話です。

だから、パーソナルな場所以外ではもちろんエアコンがありますし、使っています。

 

引っ越しをして自室を仕事部屋として使っているので、エアコンの設置については正直迷いましたが、設置しませんでした。

 

結果、困っていません

部屋にあるのはUSB電源で回す、極小の卓上扇風機だけです。

 

カーテンは締め切ってるし、熱が籠らないように気をつけてるし、部屋では薄着を心がけてます。

 

身体も大きい方ですし、暑がりです。

でも、もう一度言います。
困っていません。

 

気づいたきっかけになったのは電気のない生活

 

素直に告白します。
7年前までエアコンは19度にするものだと思っていました。

そして、それでも外に出る度に暑い暑いと言っていました。

 

しかし、2年間海外でボランティアをしてから色々変わりました。

生活していたのは太平洋に浮かぶ島国、ミクロネシア連邦。

 

南国です。

365日、夏。
エンドレスサマーです。

 

電気は不安定、とういうかほとんどありませんでした。

もちろん、クーラーなんてそもそも設置されていません。

 

年中夏の国で2年間生活していたので、
日本でいうと8年分ぐらいの夏をエアコンなしで過ごしたんですよ。

 

困ったのは、最初の2、3ヶ月でしょうか。

人の体は慣れます。
生活環境に適応して、水分などの補給をちゃんとすれば熱中症にもなりません。

 

確かに、海洋性の熱帯気候なので日本の夏より少し過ごしやすいという指摘もあるでしょう。

 

帰国して、日本の夏。
エアコンの習慣がすっかり無くなっていたので実はほとんど使わずに過ごしました。

 

テレビも新聞も、ネットメディアもみんな酷暑、猛暑と言っていましたが、どうもありませんでした。

 

しかし、その翌年。
部屋にエアコンを入れました。

日本の夏が堪え難い暑さになったのはそれからです。

 

夏は、暑い。

それを当たり前だと認識して、その中で生活すれば体は適応できます。
でも、それを騙して生活をするからいつまでたっても適応できない。

結果、暑さにやられて倒れる。

 

完全に悪循環やと思いませんか?

 

だから、仕事してる大人はエアコン入れてるのに、、、
っていう意見があるならいっそ大人が辞めたらいいじゃないですか。

 

まず、あなたが辞めてみてはどうでしょう?
まずはパーソナルな場所からでいいと思いますよ。

 

作業効率が落ちる?

やってみました?
せめて一週間、できたら1シーズン。

やってみてから言いましょうよ。
実際、(暑い前提で対策さえすれば)作業効率なんて落ちませんから。

 

自分自身が具体的な行動をしてないのに、
想像だけで盛り上がってませんか

流れてくる情報に踊らされていませんか

 

「脱原発」みたいなのは盛り上がるのに、なんで「脱エアコン」で盛り上がらないんですか?

どうして、「脱エアコン」でデモをしないんですか?

 

多くの人が政府や自治体に「全学校にエアコンを設置しろ」みたいな提言をしている理由が、どうしても私には理解ができないんです。

 

環境にも良くない、財源も怪しい。

何より、
問題解決に繋がらなそう

むしろ、自分たちのフツーを疑ったほうがいい。

 

 

追記:2018年7月22日21時

「データが個人の経験じゃないですか?」
と、twitter経由でありがたいご指摘があったので、追記します。

確かに、ここに記述しているのは私という個人の話ですが、住んでいた地域には2万人、国だと10万人が生活をしています。

でも、熱中症で倒れる話は日本のようにありません。

もっと、広げると世界全体だと全人口の5分の1程度にあたる、13億人以上が電気へのアクセスがないと言われています。その多くが、日本よりもっと暑い国です。

それでも、生活ができている。

 

世界の13億人ができていて、私たちにできない理由ってなんだろう。

もちろん、その13億人が抱える課題を解決するために私たちは協力していかないといけない。
でも、逆にその13億人全員がエアコンを付けたいといった時に、この地球はそれを支えられるんだろうか。

むしろ13億人の生活から私たちが学べることの方が多いんじゃないか。
そう考える方が自然じゃないですか?

参考:UNDPサイト(SDGs7について)

 

フツーを、当たり前を、足元を疑う大切さ

 

以前書いた記事
>>>実際に自分がペットボトルの使用を禁止して分かったこと【SDGs14:海の豊かさを守ろう】

でも指摘しましたが、今私たちが「フツー」と思っている行動の方が実は間違っている可能性があるんです。

日本では、今エアコンがあるのがフツーです。
そして、ないのが特殊です。

車に乗ればエアコンがあるし、ショッピングモールもキンキンに冷えてます。
むしろエアコンが効いていない場所を探す方が難しいぐらいでしょう。

そしたら、「エアコンがある」ことそのものを疑う必要があるんです。

 

どこにでもエアコンがあるから、あらゆるところにエアコンを付けなきゃ!

じゃないんです。

 

熱中症で子どもが倒れる理由はエアコンが設置されていないからと私は思いません。

むしろ、エアコンがフツーになっているからです。

 

だって、年々暑くなってるやん!
そんな声も聞こえてきそうですが、そしたら暑くなってることが問題なんでしょ!

そしたら、なおさらエアコン辞めたらええやん。
エアコン辞めるのは予算いらんやん。

環境に適応して、生物は進化してきたんでしょ?
このままやと、環境の変化を克服できひんやん。

エアコンを設置するために、部屋の気密性を高めるから、
ますますエアコンに依存せなあかん建造物になる。

エアコンがなくても大丈夫な空間デザインにしたらええでしょ。

 

少し、強い言い方ですが、
大人が考えることをやめて、フツーを疑わないから、いつまでたっても課題が解決しないんです。

 

そして、また新たな犠牲者が出てくるんです。

 

もう、そろそろ気づきましょう。

安直な犯人(答え)探しに躍起になって、無駄な予算を使わせて、さらにせんでいい仕事を増やして、束の間の安心でごまかして世の中を腐らせていることに。

 

まとめ:課題を包括的に捉えよう

 

世界は、SDGs(持続可能な開発目標)という1つの大きなゴールに向かって進んでいます。

SDGsが達成できるかできないか、私たちのこの社会が存続できるかできないか。

 

それは、私たち一人一人の行動を変えられるかどうかにかかっています。

つまり、これまでの価値観を見直す必要があるんです。

当たり前だったこと、フツーにしてたことの多くが間違っているってことなんです。

 

今回の、学校におけるエアコンについての議論は1つのチャンスです。

この機会に見つめ直すべきは、学校の環境じゃない。

 

もっと大きな日本でフツーになってしまっていることが正しいのか、そうじゃないのか。

それが問われているんです。

 

さて、あなたはそれでもエアコンに頼りますか?
まずは騙されたと思って一週間、エアコンなしで生活するための「工夫」をしてみませんか?

 

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