【具体例あり】ビジョンを立てて、自分や周囲を鼓舞しよう。
どうもコージコーダイ(@kodai_chi_koji)です。
前回の記事で人前に立つのであればビジョンやミッションがいかに大切かについて話しました。
>>>ビジョンとミッションがないなら研修とか講演は引き受けない方がいい。
それを受けて、ここではまずビジョンとは何かを具体例も挙げつつ、もう少していねいに説明をして、立て方まで解説します。
ぜひ、参考にしてあなたのビジョンを立ててみてください。
ビジョンとは何か?企業理念、経営理念とかと違うの?
改めて、ビジョンとはなんでしょう?
よくビジョンの話をしていたら「企業理念、経営理念と何が違うの?」と聞かれます。
正直に言います、違います。
が、調べてもらうと分かると思いますがその定義が組織によっても違っていて、むちゃくちゃになっています。
だから、もしあなたが既に企業理念や経営理念を掲げているとしても、それはビジョンになっていることもあれば、そうじゃないこともあります。中にはミッションになっていることもあります。また、ビジョンとミッションについても多くの場合混同されています。
だから、ここで提案ですが、再度ビジョンとして立て直してみませんか?
そして、今後はビジョンとして共有することで揺らぎをなくしましょう。
ビジョンの辞書的な意味は次のようになります。
将来のあるべき姿を描いたもの
前回の記事で外尾悦郎氏の語ったガウディのエピソードでも触れましたが、ビジョンがあるから人々がそれに向かって行動ができるんです。
だから、「将来のあるべき姿を描いたもの」とひとくちに言っても、以下のようなものはビジョンとしての性質を欠いています。
- 本音とは違う
- 独善的である
つまり、ビジョンは一般的に以下のような性質をもちます。
- 自分たちが心からこうなったらいいなと思えるもの
- 自分だけでなく多くの人に支持されるもの
具体的なビジョンを見てみましょう。
ここでは、有名なライバル企業を2つとりあげました。
※企業ミッションではありますが、内容としてはここで説明するところのビジョンにあたります。
Apple
テクノロジーで何百万人もの人々の生活を変える
Microsoft
地球上の全ての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする
おもしろいでしょ?
ビジョンを2つ並べるだけでもそれぞれの企業の性格が見えるというか、よく知られている企業だからこそ「なるほどなー、だから製品にも反映されてるんだ」って思えませんでしたか?
それもそのはずで、これらのビジョンの達成に向けてそれぞれの企業の中の人たちが懸命に行動をした結果に生み出されるのが製品だからです。いかにビジョンが大切かが分かりますよね。
ビジョンの立て方は簡単
めちゃくちゃ仲のいい友達と飲みに行きましょう。
そして、1〜2杯飲んで気分が良くなってきたら、ちょっと興奮気味に・・・
「こんな世界(世の中、地域、社会、会社、学校…etc)に私はしてみせるぞっ!」
みたいな大きなことを恥ずかしがらずにアツく語ってみてください。
その上で親友から冷静なアドバイスをもらって、自分の思いに反映させて、
それをギュッとコンパクトにまとめたら、あなたのビジョンになります。
ふざけているみたいですが、真面目にこのやり方は一番オススメです。
ちなみに、飲みに行かなくてもランチでもいいし、なんなら電話でもいいです。
一人でやるんじゃなくて二人以上とすることで独善的にならない(なっていたら教えてもらえる)のでオススメですよ。
アドバイスをもらうときは
- 自分のこれまでやってきたことや今やっていることの延長線にあるか
- 応援したいと思えるか
という観点で「厳しく」ツッコミを入れてもらいましょう。
厳しくツッコミを入れてくれる人がいない場合はコーシの学校の中で機会を提供していますのでいつでもご参加ください。
自分のビジョンをしっかりと持ち、参加者を失望させる「残念な講師」にならないようにしましょうね!
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