真面目な人は、仕事も勉強も適当にやるのがちょうどいいよ!
どうもコージコーダイ(@kodai_chi_koji)です。
「仕事術とか、ライフハック記事みたいなのを読んでると疲れちゃう」
そんな経験ないですか?
効率化とは言っても、結局は
「頑張って働かなきゃ、もっと生産性あげて!」
みたいなのに繋がってくるじゃないですか。
この記事では生産性の話なんですが、とことんサボることを推奨させていただきます。
ちょっと待って!!
そこの静かに立ち去ろうとしている真面目なアナタ!!
気合いだ気合いだ!
己の限界を超えていけ!!!
みたいなやつをぼちぼち辞めましょう。
っていう話をたとえ話で分かりやすく説明します。
この記事は、
- モンスター上司に追い立てられている疲れリーマン
- とにかく教育パパママからのプレッシャーに疲れている子ども
あるいは、
- 追い立てている側の管理職
- あれこれさせたがる保護者
にぜひ読んでもらいたい記事です。
読むのがめんどくさいって方はこちらの動画の中で同様の内容を話しているのでどうぞ。
(全然違うタイトルですが、視聴者のリクエストに答えるカタチで話しています)
目次
仕事や勉強が適当ってどういうこと?
さて、上の画像にヒントがあります。
・・・。
うん、聞こえてきましたよ。あなたの声。
毛ガニ!!!
まっすぐではなく、時には毛ガニのように横に歩くのが大切なのね!!
結構、人生の楽しみって細い横道にあったりするもんね!
違います!
見て欲しいのは毛ガニを縛っている「輪ゴム」の方です!!
“コーダイ”
さて、気を取り直して輪ゴムの話をしましょう。
輪ゴムってどんな形してますか?
そのまんま放置していたら、ふにゃふにゃですよね。
そして、放置していたらねちゃーって腐ってちぎれます。
じゃあ、引っ張り過ぎたら?
ゴムとしての機能は損なわれて、気づいたら糸みたいになりますね。
そして、やっぱりちぎれます。
輪ゴムは伸びもするし縮みもするのが基本的な性能です。
全然引っ張らないのも、引っ張りすぎるのも、その輪ゴムとしての性能を最大限使っていると言えないですよね。
たるませ過ぎず、引っ張り過ぎず、その間にある時が最大のパフォーマンスを発揮している時です。
それそのものの性能を生かしたいのであればこの力加減を意識することが大切です。
じゃあ、どのぐらい適当にサボるのがちょうどいいの?
そしたら、どのぐらいのパワーがいいのか。
ちょっと生活の足である原付で考えてみましょう。
原付の法定速度はご存知ですか?
30キロです。
じゃあ原付は30キロしか出ないの?っていうと違いますよね。
だいたい60キロぐらいでます。
何で、何のための60キロまでの速度かというと30キロで走らせようとしたら60キロ出せるだけのパワーが必要なんです。
逆に最大出力が60キロ程度なら30キロ前後で走らせるのが適切な仕事量です。
30キロで走る乗り物が30キロまでしか出なかったらどうなるか考えてみてください。
常にフルスロットルで走らなければいけません。
エンジンにも負担がかかるし、そもそも何かあってスピードを出したくても馬力が足りません。
もしかすると体重が思い人が乗ったら30キロが出ないどころか、坂で止まってしまうかもです。
日常生活でも似たようなことありませんか?
いつもフルスロットルで働いている人が、急な仕事が入ってパニックになっている姿みたことないですか?
あとは全力全開でやってるけど、ミスだらけの人とか。
余裕がきっとないんですよ。
余裕がないからいろんな調整機能が働かない、そしてパフォーマンスが落ちる。
必要なだけ、手を抜こう、楽になろう。
60キロがマックスだから、30キロで走る原付。
基本の出力を50%前後にして働けば、必要に応じて80%にでも、100%にでもできます。
もしかすると瞬発的に250%とかもいけるかもしれません。
全体を見ると、結局は常にフルスロットルの人と、50%前後でコントロールしている人、どちらのパフォーマンスがいいかは自明ですよね。
だから、いつも100%でいけ!
みたいな考え方は根本的に私は間違えていると考えています。
「50%」の数字は人によって違います。
その人にとって一番パフォーマンスが上がる手の抜き具合を探るのがイケてる上司やイケてるママパパのお仕事ですよ!
“コーダイ”
こう考えるようになったきっかけ[具体例]
実は、海外の小学校でボランティアをしていたことがあるんです。
>>>絶対にオススメしない。青年海外協力隊の参加をやめといた方がいい3つの理由
その時に驚いたんです。
みんなビックリするぐらいちゃんと働かない。
雨が降ったら仕事を休む、そうじゃなくても1〜2時間遅れてくるのは当たり前。
そんなん上手くいかんやろ!
って思いますよね。
私もそう思っていました。
確かに上手くいかないこともあります。
ただ、上手くいくことのほうが多いんです。
例えば、日本の学校で先生が来なかったらどうなると思いますか?
日本の場合は、ほぼ全員が常に100%。
いや、学校はブラックなので150%とか200%の力で働いているので、もう一人が来ないとかってなると本当に全体がパニックになってしまいます。
だから、先生は休めません。
休めない、常に全力フルパワー。
プチンっ。
輪ゴムの例え話じゃないですが、切れてしまう人が続出してしまっています。
病気をしてしまったり、退職することになったり、とにかく切れてしまう。
同じシチュエーションで、私が住んでいた国ではどうだったか。
一人の先生が突然来ない。
そんなこと何の問題にもならないんですよ。
常に、みんなある程度余裕があるからです。
解決策は簡単です。
10人の先生が10%ずつ、力を寄せ合うんですよ。
そしたら、あら不思議。そこに100%の力が生まれます。
だから、
- 家族が体調を崩した
- 昨日は寝不足で気分が乗らない
- 食料品を買いに行きたい
ちょっとした理由でも休めます。
結果的に新たな余裕が生まれて、
毎日ニコニコと歌を歌いながら笑って過ごしています。
さて、アナタはどちらの世界がいいですか?
まとめ
そんな海外の話を出してこられてもね・・・
そんな声が聞こえてきそうです。
確かにね、ここは日本です。
この日本で、適当に仕事をするというのは難しいかもしれません。
でも、ほんまにそうかな?
同じ地球上でできている国があるんですよ。むしろ、世界を見渡すと日本の様なガチガチのシステムで成り立っている国の方が少数派です。
もちろん、それは私たちの持つ「良さ」でもあります。
しかし、「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
もし、ちょっとしんどいなーと感じるなら少し変えてみませんか?
できない?
出来ないと言っているのはアナタです。
そして、アナタの所属する組織です。
でも、組織を作っているのはやっぱりアナタであってワタシの声なんですよね。
海外の話やん、日本はちゃうよ。
理想論語られてもどうしようもないよ。
そんな小さな声が、組織の考えを作り、世間の目を作り、自分たちの首を締めているんだとしたら、システムを恨むよりも、現状を嘆くよりも、自分たちの考え方を変える方が生産的だと思いませんか?
アナタがもし管理する側の立場なら思い切って職場のルールを変えてみましょう。
壁に張り紙をするのもいいかもしれませんね。
アナタがもし管理される側の立場ならチームのみんなと考えを共有してみましょう。
一人の声や考えは小さくかき消されてしまいますが、グループの考えになるとそれは小さいながらも1つの制度やシステムを生み出します。
まずは自分から!
一歩一歩、足元から社会を変えていきましょう。
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