研修講師の謝金の「範囲」を確認していますか?
どうもコージコーダイ(@kodai_chi_koji)です。
研修講師を呼ぼうとしたら避けて通れないのが謝金の話。
なかなか切り出しにくいという話もよく聞くので、以前このように記事にまとめました。
講師依頼で悩む講師謝金について、相場と考え方を教えます。
すると、この記事を読んだ方から、謝金の「範囲」についても書いていたほうがいいよとアドバイスをいただいたので今回はそのへんのところを書きたいと思います。
目次
謝金の「範囲」ってなに?
あなたは講師謝金って言葉が何を指すか説明できますか?
___講師に払う謝金でしょ?
なるほど、正解です。
質問を変えますね。
交通費は含まれますか?
___あっ!
ってなりませんでしたか?
もし、その認識のまま研修当日を迎えたら・・・
きっとトラブルになりますよね?
そうです、これが謝金の「範囲」に関するトラブルの分かりやすい例です。
他にもある謝金の範囲
他にも、謝金の「範囲」の認識のズレとしてよくある例をここでは紹介します。
- 打ち合わせ
- 企画
- 資料作成
- 印刷・郵送・消耗品
- 準備・待機・講評(質疑)
- 宿泊
- 懇親会
打ち合わせ
打ち合わせは何回ぐらいを予定していますか?移動が必要ですか?
その際に交通費は予算として組まれていますか?
オンラインミーティング等で済ませる場合も、ミーティングで拘束する時間は謝金に入れていますか?
企画
研修の規模や、状況によっては研修講師が企画会議などから関わることもありますよね。
拘束時間に対してもそうですが、アイデアなどを求めるのであればそれに対しても対価は支払われるのでしょうか?
資料作成
当日配布する資料を作成する時間は謝金の中に計算されていますか?
また、資料の再活用をしたい場合は、その権利についても話し合う必要があります。
印刷・郵送・消耗品
資料の印刷や郵送代、また当日の会場で必要な付箋、模造紙などの消耗品費は謝金の中に入れられていますか?
準備・待機・講評(質疑)
会場に出番よりどのぐらい前に入る必要がありますか?
終了後、他のセッションなどの後に講評や質疑がの時間が用意されている場合は、待機時間や終了後の拘束時間についても考慮されていますか?
宿泊
終了後に講師が自宅に帰りつける時間に開放されますか?
もしそうでない場合、宿泊についての手配がありますか?
懇親会
講師を囲む懇親会などが企画されている場合、懇親会にかかるお金はだれが支払いますか?
そのことは伝えていますか?
細かい!と思うかもしれませんが・・・
研修講師は組織の外の人間です。
お金に関しては、なんとなくでは伝わらないことの方が多く、実際トラブルに発展することも少なくありません。
だからこそ、ただでさえ言い出しにくい話題を、こんなに細かくしなくても・・・
と思うかもしれませんが、しっかりと確認をしてお金関係の遺恨はできるかぎり残さないようにしましょう。
プロの講師に依頼すれば、おそらく講師の方からお金についても確認しましょうと申し出てくると思います。
そのときに、双方が納得のいくようにきちんと調整をして、きもちのいい研修当日を迎えましょう。
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