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高校生から謝金をもらったので全額寄付しました!(前編)→寄付で変わるものって何?

 
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上の名前がコージ、下の名前がコーダイです。 兵庫県生まれ、福岡市在住。 最近、長男が生まれてパパになりました。 暇を見つけては講演、研修の講師をしています。 人の意識を変え、国際協力の必要のない持続可能な社会にすることが目標です。
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どうも宮崎遠征をしてきましたコージコーダイ(@kodai_chi_koji)です。

宮崎学園中学・高等学校で授業をさせていただきました。

本編の授業は自分たちの身近な課題から、SDGsを考えるための授業をしたのですが、今回記事にさせてもらいたいのは、そのあとのインターアクト部との学習会セッションについてです。

記事は、少し長くなってしまったので前・後編に分かれています。

この記事で分かること
・寄付の不都合な真実
・クラウドファンディングの問題と可能性
・寄付する際の考え方

 

きっかけは高校生からの謝金

前日の夜に、担当の先生から相談の連絡があったんですよ。

申し訳ないんですけど・・・午前中の授業のあと、お昼を挟んで、午後からインターアクト部の面倒も見てもらえませんか?

“センセイ”

いっちゃが!いっちゃが!(いいよ!いいよ!)

“コーダイ”

私が先生の話をしていたら、生徒達がどうしても部活にも呼びたいって言ってるんですよ。呼ぶならお礼をせんといかんよって言ったんですけど、自分たちでお金を払うって言ってるんです!薄謝なんですが追加でお願いできないでしょうか?

“センセイ”

ほんじゃまこち、てげひったまげたがー(まじでめっちゃびっくりしたー)

“コーダイ”

というですね、びっくりする話があったんですよ。

これだけでも、実は結構すごい話です。

 

実際、講演業をしていたら謝金のことを考えていない人や団体がいかに多いかに驚かされます。

特にひどいのは、学生団体と学校です。(もちろん、ちゃんとしているところもたくさんありますよ)

 

学生団体にありがちな話

「講演をお願いできませんか」→承諾→「お金はないので申し訳ありません、ボランティアでお願いできますか?」→えっ、何してる団体なん?→「フェアトレードとかもっと推進したいなーって思ってます」

 

うん、フェアトレードがまず理解できてないよね。適切な対価を払おう。

そして、ボランティアには自発性の原則があるって知ってるかな?そちらからの依頼ってことは、ニーズはそちらにある。つまりボランティアじゃないんだよ、名前をつけるならそれは「タダ働き」を強要アンフェアトレード)していることになります。ボランティアとは何か勉強しよう。

学校にありがちな話

「講演をお願いします」→承諾→しばらく連絡が途絶える→講演の日程が近づく→突然の連絡「○月○日はよろしくお願いします」→謝金額などについて、規定等があったら教えて欲しい旨を伝える→「えっ?お金がいるんですか?」

 

うん。先生達も授業をしてお金もらってるよね。

「えっ、先生、お金取るんですか?」

って言われたらビビりませんか?

おかしいと思いますよね?同じことです。

 

粋な奴らには粋で返そう

いやー、気持ちいいですよね。

そして、そんな粋な高校生の気持ちに何か答えられないかなーと考えて、粋な奴らには粋で返そうと思った私は、謝金をそのまま教材にしちゃおうと決めたわけです。

「援助する前に考えよう」っていう開発教育協会さんが出版しているこの業界ではまあまあよく知られている教材があるんです。

援助の意味をちょっと深呼吸して考えさせるのには最適な教材で、今回の授業では冒頭の部分だけ「援助する前に考えよう」のエッセンスを取り入れました。

 

ここからは、実際の授業を追体験しながら読み進めてみてください。

あなたは寄付しますか?

どっか行きたい国あるかな?

“コーダイ”

エジプトに行きたいです!

“生徒”

オッケー、じゃあエジプトに行こう。エジプトの田舎の方をみんなは旅行しています。砂漠を延々とラクダに乗って移動しながら、とある村に着くとこんな看板を見つけました

“コーダイ”

 

この村の学校は
お金がなくて困っています
あなたの寄付があれば
もっと子ども達に教材や道具を
買ってあげられます。
どうか、あなたの1000円を
この学校のために寄付してください。

カトウ ノゾミ

 

 

さて、寄付します?しません?

目を閉じてください。

寄付する人手を挙げてー、はい下げてー。

じゃあしないかなーって人手を挙げてー、はい、下げてー。

目を開ける!

“コーダイ”

みんなはどうして寄付したんだろう?

あるいは、しなかったんだろう?

寄付って何だろうね?

“コーダイ”

※実際には、ここで「寄付」をテーマにウェビングをしました。

※これ以降も、実際はワーク形式で進めていますが、便宜上ここでは会話形式で進めます。

お金や物をそれが足りていない人にあげることだと思います。

“生徒”

なるほどー。ちょっとこの写真を見てくれるかな?

“コーダイ”

※実際にはTom Stoddart氏の撮影したスーダン飢饉の写真を見てもらいました。

(著作権の都合上、似たようなメッセージが伝わるパブリックドメインの画像を貼っています。関心のある方は上のリンク先からTom Stoddart氏の写真が見れますのでどうぞ)

写真を見て何を感じたかな?

“コーダイ”

どうにかしたい。何とかしたい。

“生徒”

じゃあ何をする?

“コーダイ”

寄付をします。

“生徒”

寄付の前後でもっとも大きく変わるもの

寄付をする前とした後で何が変わるかな?

“コーダイ”

少しだけど、寄付した分だけ格差が縮まると思います。

“生徒”

なるほど、いくらぐらい寄付したら格差がなくなるんだろうねー。ところで、自分自身はどう、何か変わった?

“コーダイ”

気持ちいい。スッキリする。

“生徒”

写真を見て、何かしたいって思っていたのに、寄付することで気持ちよくなって、スッキリしてしまう。

これって(このパターンの)寄付がもつ残念な側面だと私は考えているんですよ。

“コーダイ”

という、善意の気持ちよさからくる落とし穴について前半では主に考えて、実際の授業でもここで5分間の休憩&個別質問タイムをとりました。

>>>後半、まさかのドンデン返しの展開
「高校生から謝金をもらったので全額寄付しました!(後編)→クラウドファンディングが面白い!」

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